京都市立芸術大学の沓掛キャンパス移転に伴うデジタルアーカイブプロジェクト。
SAKIYAは、ドローンとフォトグラメトリーを用いたキャンパス全体の3Dモデル構築を行った。
私達は、プロジェクト初期段階で大学の教職員の方々だけでなく学生の方々にもヒアリングを重ね、大学での思い出を振り返るためのキャンパス全体のデジタルアーカイブを行うこととした。
キャンパスに人が少ない春休み期間を利用し、4日間で数万枚の写真を撮影し、最終的に約5000枚の写真を用いてフォトグラメトリー解析を行った。
構築した3Dモデルは、各校舎だけでなく野外舞台や資材置き場などキャンパスの余白とも言える空間も再現出来ている。この3Dモデルは大学側によって学生が自由に使用出来る予定である。今後の学生達によってメタバースや映像等に3Dモデルが使用され、沓掛キャンパスの記憶が継承されることに期待している